RENKEIプロジェクト サブテーマ5: 実証評価・ユーザ連携

本研究は、文部科学省の科学技術試験研究委託事業による委託業務: 次世代IT基盤構築のための研究開発「e-サイエンス実現のためのシステム統合・連携ソフトウェアの研究開発」における研究課題 「研究コミュニティ形成のための資源連携技術に関する研究」のサブテーマ5:「実証評価・ユーザ連携」として実施しています。

Goal

他のサブテーマ成果物の実証評価のための環境整備、および、e-サイエンス研究者の開拓を行う。

我々が構築した環境上に展開した他サブテーマの成果物をユーザに使用してもらうことで、ユーザの評価を研究開発にフィードバックし、次期バージョンの開発に役立てる。 この開発 -> 配備 -> ユーザ評価 -> フィードバック -> 開発...のサイクルを簡便かつ柔軟に回すための実証評価基盤の実現が主目的である。 また、このサイクルを通して実証環境に寄せられたフィードバックを元に、評価環境にも継続的なアップデートを行い、e-サイエンス実現のためのインフラとして整備・運用を行う。

Proposal

「RENKEI-POP (Point of Presence)」と名付けたサーバを大学・研究機関の情報センター(NIS資源)に設置し、RENKEI-POP間をグリッド技術で弱結合したネットワーク分散環境として実証評価環境を実現する。 RENKEI-POPとは高速ネットワークアクセスと高速ストレージIO性能を備えたアプライアンスであり、NIS資源と中〜強結合(NISストレージをNFSマウント、NIS LDAP参照など)されたシステムである。 基盤ネットワークの一部にはNIIが運用しているSINET3 L3VPN/CSI-Grid 10Gbpsネットワーク(以下CSI-Grid網)を用い、CSI-Grid網上ではRENKEI-POP間でのStorage-to-Storage 1GBpsの理論IO性能を実現する。

renkei-cloud.png

RENKEI-POPでは以下のサービスを提供する。

分散ファイルシステム
e-Scienceユーザが計算リソースを使用するスパコンセンターからの、処理対象のデータを持つ観測所・センサーネットワークへの透過的なファイルアクセスを提供する。 分散ファイルシステムにはサブテーマ2が開発を進めているGfarmを用いる。

仮想ホスティング
他サブテーマの成果物をRENKEI-POP上で仮想化技術を用いてホスティングすることにより、開発版・運用版の世代を分けた管理体制を実現する。

アクセスサービス
上記分散ファイルシステムへのファイルのアップロード・ダウンロード、仮想ホスティング環境へのログインのためにftp, http, WebDAV, ssh, gsissh等のRENKEI-POPネットワークへのアクセス手法を提供する。 また、LLSとNISのシームレスな接続を実現するためのVPNサービスの提供も計画している。

RENKEI-POP Resources

Publication

Members & Partners

Core Members

Contact: contact-address.png

東京工業大学 学術国際情報センター/Global Scientific Information and Computer Center, Tokyo Institute of Technology

  • 松岡 聡
  • 友石 正彦
  • 滝澤 真一朗
  • 佐藤 仁
  • 實本 英之

大阪大学 サイバーメディアセンター/Cybermedia Center, Osaka University

  • 東田 学

Partners

敬称略

Site managers who maintain RENKEI-POPs in their institutes

Advisers

Links


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Last-modified: 2010-06-02 (水) 23:03:00 (95d)